こんにちは、Canaです。
ワタクシはCADオペレーターとして2年間、総合電機メーカーにてフルタイムで勤務していました。
当初は完全に未経験の状態で就職したので、めちゃくちゃ大変でした。
とにかく専門知識!専門知識を毎日ググって調べておかないと、仕事もままならない状況だったので、精神的な疲弊が凄かったですね。
自分の場合は電気回路図を描く仕事だったので、文系出身の我が身にとっては人生で一番勉強したのではないかというくらいヤバすぎました。
今回はもっと具体的にCADオペレーターやっていて、しんどかったことを紹介しまくります!
CADオペレーターはなぜしんどい職種なのか?

今回紹介するCADオペレーターは電気の方です!機械設計や住宅設計の分野とは異なるので注意してくださいね。
聞いた話では、住宅→機械→電気の順に難易度が高くなるそうですが、いきなり難易度高いやつをガチャしてしまったので、しんどすぎてマジヤバでした。
CADオペレーターがしんどい職種である理由はいくつかあります。
- ニッチすぎる分野で専門知識が必要!
- 毎月20~40時間は当たり前(一生社畜沼にハマります)
- 老舗メーカーだと派閥がヤバすぎる…!
- 社員と派遣とのバトルが始まる(やめてくれ…)
- 男性社会(オワタ)
ざっとこんな感じで楽しそうでしょ。
しかし、これが現実。女性からすると結構ヤバいかも。
ただし、ワタクシの場合は大人数のオフィスにいるだけで吐き気するくらい空気や雰囲気に敏感です。
月に1回は仮病で休んでいました。
大手企業なので、1人抜けたくらいではどうってことはありません。
CADオペレーターを採用する企業はほとんどホワイト(?)企業ですので、安心してください(?)
良い意味で鈍感な人は平気だと思います。
だいたい130日の年間休日を得られる分、仕事がかなりハードです。
毎日4時間くらい残業なんて当たり前。そして、日本企業のあるある、上司より先に帰れないやつも経験しました。
早く帰って寝たいのに、終わるまで帰らせてもらえないのがもう無理過ぎて。
気づいたら日を跨ぐことなんて日常茶飯事。
そのときの自分が無能で役立たずの人間だったので、本当にリストラさせて欲しいと心の底から願っていました。
コミュニケーションが苦手、ミスばかりして怒られる、萎縮する、自分は無能だというメカニズムで、躁鬱と睡眠障害になってしまい、3か月後には退職。
でも、なぜか2年間リストラさせられることなく、円満(?)退職しました。
何度も会社に行きたくなさ過ぎて、毎日オフトゥンの中で泣いていましたが、真面目な性格が先だって立つ鳥跡を濁さずをキチンと守りました。
CADオペレーターになるにはどんなスキルが必要なのか?

2年間CADオペレーターをやってきましたが、正直、専門知識なんて後付けでいいんですよ。
こういった黙々作業をする仕事って、意外とコミュニケーション力が必要で、わからないことを素直に聞く能力が一番必要だと思いました。
しかし、自分の場合は「調べてわかることは聞く前に理解しておく」という考えが常にあったので、忠実に守っていたので、上司との兼ね合いが上手くいかずにミスばかり。
Excelの関数だって、わからなくて当然。だけど、「いつも上司忙しそうだから聞けない」を繰り返しているうちに大きなミスをやらかしたことも。
あとは、残業当たり前、社畜当たり前の覚悟を持って仕事すれば、上手くいくと思います。
ポイントはCADオペレーターを続けられるかどうかです。
エンジニアの一種なので、1人前になるまで最低3年は必要といわれています。
自分の場合は、仕事内容は苦痛に感じませんでしたが、内向的になってしまうので、正直楽しいかといえばそうでもない。
今までサービス業をやっていたので、ギャップの差がありました。
意外と飲食業界からエンジニアに転職する人はいるので、諦めることはありません。
そういう人は希少価値があるので、後悔しない選択だと思います。
【結論】CADオペレーターはしんどい!
どの仕事もしんどいですよね。
しんどいの基準は違いますが、働き方がやはり肝心ではないかと。
今ではライフワークバランスという言葉が流行しているので、残業がない仕事が良いという人もいれば、休日が多い仕事が良いという人もいます。
エンジニアになりたいなら、やはり覚悟が必要です。
ワタクシも休日には電気回路の知識を吸収するために本を読んだりしていました。
そうでもしないと、彼らの会話に入れない状況が続いてしまうので、仕事どころではありません。
この仕事を続けてよかったことは、希少価値のある経験と論理的思考が身についたことです。
あとは大学で勉強していたドイツ語や英語を活用できたことですかね。
エンジニアやっているだけでも信用度が高い仕事なので、周りからよく褒められたりします。
たいていホワイトカラーに近しい仕事ではあるので、デスクワークが苦痛でない人にはおすすめです。
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