こんにちは、Canaです。
誰にでもある痛み。
当然、ケガすると痛いですよね。
しかし、HSPの人はケガだけでなく、精神的な影響で間接的に痛くなることも。
今回は、HSPが痛みに敏感すぎて辛い場面や、身体全体がピリピリしてしまった時の対処法までお話します。
HSPが痛みに敏感になる2種類の痛みとは?
まず、物理的な痛みと精神的な痛みに別れることがあります。
その2種類について、それぞれご紹介していきます。
物理的な痛み

物理的な痛みとは、もちろん外部の皮膚が傷ついたりすることです。
この時点で、平気だと思って気にしない人とそうでない人に別れるでしょう。
じゃあHSPの人は何が違うのかというと、精神的に影響が及ぶことがあります。
例えば、スポーツでケガしてしまうと、そのスポーツを2度とやりたくなくなるか、トラウマを忘れるまでやらないかも知れません。
または、自分の場合は長時間の車の運転で心臓が痛くなることも。
それでも、我慢してしまうんです。
多くの人なら素直に休んだりするでしょう。
我慢してゴールにたどり着くまでは、仕事でもないのに真面目過ぎるがゆえに、何でも我慢できてしまう…
でも、この痛みは誰にも分かってもらえない…本当は泣きたいのに。
それでも迷惑かけたくないから、笑顔で対応してしまう矛盾さは優しさと思って。
そんな負のスパイラルに堕ちたりします。
精神的な痛み

個人的には精神的な痛みの方が多いと思いますね。
ピリピリするような痛みが生じるのは以下のような場面です。
- 暴力的なシーンや発言
- 怒鳴り声や不機嫌な態度
- キツイ冗談
- 誰かが悲しんでいる・自分が悲しむ時
- 人の輪に入れない時
ピリピリだけでなく、胃が痛くなり、食欲不振にも。
誰でも精神的に辛いかも知れませんが、上記のような場面に遭遇すると、立ち上がれないくらい身体全体に電気が走るような感覚がします。
そして、暗い部屋に引きこもりたくなることも。
引きこもることで安心感を求めるので、時には必要な対処法です。
これは意外でもないですが、たまにキツイ冗談言う人いませんか?
HSPの人に言ってはいけません、というアドバイスしておきます。
なぜか?「冗談=その人の自分へ対する本心」ととらえるからです。
冗談と分かっていても発言1つ1つ本気にしてしまい、だんだん心が病んでいきます。
また、誰かが悲しんでいるとネガティブなエネルギーに影響されて、自分まで悲しくなることがあります。
そして、「私、何かしたのかな…」「私のせいで悲しんでいるのかな…」と無意識に自己否定が始まります。
あとは、ワタクシの経験ですが、小学生の時に転校を2回していたり、中学・高校・大学と、どうしても新しい環境に馴染めずに出来上がった集団の輪の中に入れなかった時があります。
なにせ、未成年時代に名字が3回も変わったりすると、事情を説明したりすることで仲間外れにされてしまうと恐れて、自分らしくいれなかったことが原因かなと思います。
HSPが痛みを感じたりピリピリした時の対処法とは?
では痛みを感じた時にどうすればいいのかお話します。
具体的には以下のような対処法が良いですね。
- 1人で静かに過ごせる場所に行く
- 7時間は睡眠を取る
- ヒーリング音楽を聴く
- なるべく痛みを与える人と距離を置く
- 自分の感情にフォーカスする
いずれも全部試して見ることがおすすめです。
1人で静かに過ごせる場所に行く

とにかく1人になる時間は出来れば毎日必須です。
荒れた心を落ち着かせるには、静かに過ごせる環境に行きましょう。
どこでも良いので晴れた日に自然がきれいな場所へ行ったり、カフェに行くでもOKです。
7時間は睡眠を取る

睡眠時間も重要な対処法です。
これはワタクシの失敗談ですが、無理して仕事で日をまたぐまで残業する日が続くと睡眠時間も削られてきます。
そうすると、翌朝の業務に集中できずにミスが多発してしまう羽目に。
HSPの人は特に7時間は睡眠を取ってほしいですね。
ワタクシも1か月くらい3時間しか眠れなくて、だんだん睡眠障害と鬱になってしまったので、HSPの人にはワタクシみたいになって欲しくありません。
命を削ってまでする仕事なんてありません。
ヒーリング音楽を聴く

これはかなりおすすめですね。
HSPの人は聴覚も敏感なので、特にヒーリング音楽は自立神経を整える効果があります。
もちろん、好きなアーティストの音楽でもOKです。
ただし、ヘビーメタルや暴力的な音楽は波動が低い音楽なので、逆にネガティブな気持ちになりかねません。
Youtubeにたくさん転がっているので、検索してみましょう。
なるべく痛みを与える人と距離を置く

無理に自分に悪影響を及ぼす人と関わる必要はありません。
それよりも、もっと大切なことがあるはず。
職場では避けられない怖い上司がいるなら、深く関わる必要はないです。
むしろ、相手を変えられないので、その環境から離れた方が自分の身のためです。
今すぐには出来ないと思いますが、いつかは離れることを意識しておくといいですよ。
あなたの人生で必要ではない人間ですので、それよりも自分が楽になることだけ考えて見て下さい。
ワタクシがやったことは、まず精神科に行って診断書を発行してもらって、それをお守りが代わりに常にカバンの中に入れていました。
本当に何かあってからは遅いと危機感を感じたので。
退職する旨を伝える時の証明にもなりますからね。
自分の感情にフォーカスする

これは意外かも知れませんが、かなり効果あります。
ネガティブな感情に集中してみるのです。
そしたら、少しずつ楽になっていきます。
HSPの人は気分の上下が常に激しいので、おすすめの対処法ですね。
痛みに敏感すぎることは悪いことばかりじゃない!

痛みは辛いことばかりですが、他人の痛みに共感できるといったメリットもあります。
これってなかなか出来ないことで、HSPならではの才能です。
言葉で上手く説明できないような痛みでさえ、感じ取れる能力を持っているので、誰かの痛みを救うこともできます。
何に悩んでいるのか?どんな気持ちなのか?何が辛いのか?
HSPの人は痛みにも共感できるので、相手に掛ける言葉を正確に分けることができます。
むしろ、メリットだし、才能だし、傷ついて何が悪いのでしょうか?
さいごに
今回は痛みに敏感過ぎて辛い時の対処法をご紹介しました。
この記事で述べたとおり、痛みにも2種類あり、誰にでもありますが、特にHSPの人にとってはかなり辛いものです。
ワタクシから言えることは、とにかく自分優先で人生を楽しむことにフォーカスすることです。
家族であっても、全て言う通りにする必要はありません。
むしろ、聞き流しておくくらいで居た方がいいです。
ワタクシの親は子供に依存しすぎて、自立した途端に不安障害を引き起こしています。
生きがいを失ったみたいな感覚だそうですね。
もしかしたら、前からそうだったかも知れませんが、依存先が1つしかないのはリスクなのかなと。
なので、1人暮らしや地元を離れる時にかなり引き留められたことがあります。
ワタクシにとっては人生を変えるための行動だと信じていたのに、当時はなんでしつこいくらい心配されないといけないのか理解できませんでした。
そんな親から距離を置きたかったのが本音ですが、反対されても行動して正解だったと思っています。
もし自分が親になった時に一番怖いと思う要因が明確になった今は、少し楽になりましたね。
もっと、自分のことを信じて欲しかったなと。
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