
こんにちは、Canaです。
ワタクシは現在、フリーランスに近しい働き方をしています。
どういうことかというと、バイトをしながら夜は個人で依頼された記事の案件に対応しているライターだからです。
一方で4年生の大学を卒業した、いわゆる高学歴というステータスを持っています。
そんなワタクシは最近まで大卒という特権を活かして会社の正社員を5年やっていました。
しかし、自分の本音を押し殺して生活のための労働だと割り切って我慢していました。
今回はワタクシが正社員という安定を捨てた理由をお話していこうと思います。
なぜ正社員で就職していたのか?

書くまでの事では無いのですが、当然生活のためであり、奨学金の返済やローンの返済が出来なくなるのが怖かったからです。
会社員というレールに乗っかれば人生安泰だという考えでいました。
ここまでは大抵の人が思うことでしょう。
ワタクシが大学生の頃からの常識だったので仕方がありませんでした。
当たり前のように就職活動でスーツを来て企業説明会へ毎日のように出向いては落ちまくり。
正直、就職活動をしなければならないという事に疲れていました。
でも新卒という切符を持っている以上、このままではヤバイ!と焦っていたのが引き金でした。
周りの人は大手の企業へ面接を受けたりする中で、ワタクシも本当は興味の無い仕事内容なのに名前が通っている会社へ履歴書を送って面接を受けていました。
結局、新卒で就職が決まった会社は大手飲食店を経営している企業でした。
飲食店のバイトの経験があるのと、当時はカフェの開業を夢見ていたので思い切って応募したら即日採用。
これでめでたく正社員に就職できた訳です。
それから1度転職して5年間、正社員としてのステータスを持っていました。
正社員という安定を捨てた理由

ワタクシにも老後で年金をもらうまで会社に属して正社員という安定のレールの上に居ようという夢みたいなものはありました。
たとえ職場でどんなに辛いことが起こっても我慢強さだけは誰にも負けないという謎の自信があったのですが、正社員という安定から抜けた今は戻りたくないと思いました。
正直、正社員という安定から抜け出すことがかなり不安でした。
こうとなればどんな手段を使ってでもマネタイズしないとマズイ!と思い、正社員にならないといけないというプライドを捨てようと決めました。
最初は簡単にはプライドを捨てることが中々出来ずに、家から遠くても良いから無理してでも仕事に就こうとしていましたがパートナーからの一言で気持ちが変わりました。
言われた一言は「Canaの好きなことをやりたいようにやってほしい」と。
何かあった時は支えるし、無理して家から通勤してまで稼がなくても良いよと何度も言ってもらいました。
そんなワタクシにも将来は好きな事で独立がしたいという想いはずっとあったのですが、まだ遠い未来の話だからと諦めていました。
独立するには何をどうしたら良いのかも分かっていたのに、一歩が中々踏み出せずにモヤモヤしながらもローンの返済ことに悩まされていました。
本当は会社で仕事をするのが嫌なのは分かっていても、孤独で辛くて泣きたくなっても適応せざる得ない…でもそんな人生でも良いのか、後悔しないのかとずっと踏みとどまっていました。
会社員よりやることが増えても良いからフリーになりたいという気持ちだけは強いのに、そっちの方が自分に合っていると分かっていたのに。
それでもパートナーは「なんとかなるから大丈夫」と毎日のように言ってもらい、ようやくワタクシはライターの仕事をするために案件を探し出しました。
周りからの協力のおかげで幸運なことに多方面から案件を頂くことになり、最近は家で案件の対応をこなしています。
念願の在宅ワークでやりたいことを出来ています。
まだまだ安定はしないのですが、今の生活は会社員の時よりも何百倍も楽しいのです。
週末だけでもマネタイズしようと過去の仕事に経験を活かしてアルバイトにも応募して、即日採用を頂きました。
正社員という安定を捨てることが出来たのもパートナーのおかげでもあり、周りからの協力のおかげでようやく凝り固まっていた安定ブロックを外すことが出来ました。
もし、もう一度正社員に戻らざる得ない状況になった時はもちろん戻るつもりです。
それはパートナーのため、社会のためと思えば結局ところ何でもいいのです。
1日を一生で生きるとしたら今、やりたい事をやらないと後悔すると思えたから今のワタクシがあるのです。
正社員を捨てて分かったこと

一言でいうとモヤモヤから一気に解放されました。
フリーとしてはまだまだ初心者ですが、好きなように時間の調整や確保が出来るだけでも大きな救いです。
自由にやりたいと思ったことが出来る嬉しさと、リスクはあるけど頑張った分の報酬を受け取れる喜びは半端ないです。
会社以外でも自分の実力だけでマネタイズ出来るということが新鮮だったのです。
そんなの当たり前じゃないかと思う人もいますが、どうしても会社に適応できないHSPのワタクシにとっては大きな一歩です。
今すぐに出来ることでは無いと承知しています。
前のワタクシと同じように会社に行かざる得ない、生活のために働かないといけないという人もいるでしょう。
ワタクシが言いたいことは、チャンスが舞い込んできたタイミングがあるなら今すぐにやる方が後悔しないということです。
ずっと胸の内に秘めていたことをやらないといつ死ぬか分からないのに、やらずに後悔してしまう方がよっぽど辛いからです。
たまたまパートナーがいたから出来たんでしょ?と思うかも知れませんが、それでもギリギリの生活の中での話です。
人間、どん底まで追い込まれたらあとは這い上がるしかないと思わされました。
ワタクシの場合は土壇場で力を発揮するタイプなので、おそらく安定したままだと「今のままでいいや」と思い先延ばしにしていたでしょう。
高学歴よりも人間力の時代

今すぐ会社員を辞めて独立しろだなんて言いません。
ワタクシの場合は将来やりたいことが分からずに1年以上模索した結果、運よく見つけただけのことです。
本当にやりたいことは誰かに言われてすることでは無いと思います。
やりたいことの片端はすでに皆が経験しているはずです。
ワタクシは小学生の頃から作文でよく表彰されていたのですが、特に文章書くことが好きだという事を意識していませんでした。
今だって、WEBマーケティングやコピーライティングやセールスライティングのことなんてさっぱり分かりません。
一人で完璧な文章を書いて物を売るほどの実力が無い事も自覚しています。
なので案件を引き受ける時は自分が興味があることや経験してきたことに絞っています。
ワタクシは過去にエンジニアとして実務経験があるので、エンジニアの大変さを目の当たりにしています。
だからこそ経験した人じゃないと書けない文章があるので、正社員という経験は無駄ではないと思っています。
ワタクシが出来ることは経験してきた人生についてコンテンツ化してブログという形で発信することぐらいです。
高学歴というステータスを持っていても、ただのステータスに過ぎないだけで好きな事と繋がるわけではないと思いました。
高学歴を持っていてやたら威張ったり、自慢したりする人がいますが実際のところ人間力の方はク〇かも知れません。
それよりも学歴は無いけど人間力が高い人の方が有利な時代になっていることが分かりました。
人間力を磨くのは簡単なことではありません。
波乱万丈な人生を歩いてきた人や身を置いていた環境の試練を乗り越えた人に多い印象です。
だからこそ、目の前にある試練を乗り越える過程でどんな思いをして来たのかを将来のネタにすればいいのです。
【高学歴ニートのHSPが語る】正社員という安定を捨てた理由 まとめ
今回は正社員のレールから外れた理由についてご紹介してきましたが、ワタクシにとってはフリーになって少し楽になれたというお話でした。
周りの人に合わせようとしていた自分は知らないうちに自分を戒めていました。
組織に適応できないワタクシよりも会社員の方が合っているという人が羨ましいくらいです。
HSPという気質を持っていることは幸せなことだと思います。
だから生き辛さを抱えて頑張る人の力になりたいと思えるから、このブログも書けるのです。
まずは自分のやりたいことを見つけるなら幼少期から振り返ってみるといいでしょう。
もしくはやってみたい事があるなら今すぐにすることをおすすめします。
周りから笑われても良いので目の前のことに熱中してみるとお金は後から付いてきます。
このブログだって自分が恥ずかしいと思うことを赤裸々にしています。
それには理由があって自己開示をしたら読んでもらえる人が増えるからです。
実際に始めた頃よりも読者が10倍増えています。
よく文章を書くコツを聞かれるのですが、文章の書き方とかは特に気にしていません。
伝えたいことが決まれば、文章は下手でも良いのです。
これを続けたおかげでこのブログが財産となり、案件を獲得できた材料になりました。
話が逸れましたが、今回はここまでにします。
少しでも参考になればと思います。
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