つい最近、「劣等感」という言葉を久しぶりに見ました。過去の自分には、多くの劣等感がありましたが、今は何も感じないようになりました。おそらく今の自分に自信を持てたからでしょう。具体的には、少し勇気が必要な物事に取り組んだり、自発的に行動したりと挑戦してきたからだと思います。しかしながら、世の中には執着心や劣等感を持ちながら生きている人も多くいるので、その人たちといかに付き合うのかが重要です。
劣等感は、ある物事と自分を比べた時に生じる感情なので、たとえば、今まで自分がやってこなかったことや負の感情を抱いたことに対して、他の誰かが問題なく出来ると知った時に強い劣等感を抱くでしょう。そこから挽回して相手と肩を並べるくらいまでに成長する糧にもできます。
過去の自分は、周りの家庭との違いだったり、社会に出てからも仕事が上手くできなかったりと苦悩に苛まれる日々を送っていました。どうにかして社会に適応するために多くの本を読んだり、いろんな人と出会い、くだらない話ができる友達がいてくれたから今の自分があると思います。
数年前までは、常識にとらわれすぎて真面目に生きているのが辛くなっていました。しかし、生きるために必要なあらゆる手段を知ってからは、かなり気楽になりました。その手段というのは、あらゆる方法で社会の仕組みを学び、お天道様に胸を張ってまっとうに生きる方法です。ただし、自分本位な生き方では意味がないので、時には妥協したり、良い距離感で人付き合いが必要です。
昔の自分は、周りの気分を損ねないように無理して人付き合いをしていましたが、いろんな経験をしてからは「自分が選んだ道だからこうなった」と思えるようになりました。弱い自分を見せられるようになってからは、「なーんだ、人生って思った以上に甘くて優しいじゃん」と思い始めたら、仕事が上手くいくようになったので、いつの間にか「劣等感」という言葉さえ忘れていました。
劣等感の強い人によくありがちな例として、自分に対して痛いところを指摘されたときにストーカー並みに相手を追いかけるような行動をすることです。本来ならば、今の自分に満足していて、かつ、コンプレックスに感じる要素が少ない人であれば、劣等感という言葉とはほぼ無縁ですが、残念ながら自分で自分を満足できない人はいつまでも相手を陥れようとします。その先には、自分を正当化して満足する未来が待っているでしょう。それを幸せと勘違いして、また他の誰かを陥れようとすることを繰り返します。私自身も同じような感情を抱いたことがあるからわかりますが、結果的には良くありません。
そういう人に対しては、きっちりと証拠を残しておくと後に役立ちます。
反面教師として、そういう人を見る度に「ああ、可哀想な人なんだなあ…どこに行っても苦労しそうだなあ」というふうに思います。自分にとって都合が悪いことが起きても、自分の力で挽回すればいいだけ。人生は、自分だけのもの。邪魔する人って暇な人なんだな~と思うだけ。ちなみに私は他人の人生にあまり興味ないので、その人が幸せに生きてくれたらそれでいいと思う。最後は1人で死ぬわけだから、失敗しても這い上がればいい。だから私は何があっても怖くなくなったし、もし身の危険にさらされるようなことがあっても受けて立ちます。劣等感を抱きやすい人は、過去に何かしら人格を歪ませるような出来事があったのでしょう。
自分にとって耳が痛いことは、改善すべきところであり、自分に足りないものを教えてくれる貴重な意見。他の人を巻き込んで、他人に責任をなすりつけるような人は、いつか因果応報の意味を知ることになるでしょう。自分は関与していないと主張したって、先回りして対策を打っている人には何も響かない。だって証拠を残しておけば、立証できるから言い逃れできてもいずれはバレる。そりゃあ浮気しましたとか、不倫しました、だったら挽回の余地は狭くなりますが。
「あなたのためにアドバイスしている」という人もだいたい劣等感を持った無責任な偽善者です。本当は責任を負いたくないけど、「あなたのため」ということにすれば、責任転嫁して後から「あの人が困ってるから…」と言えるのでしょう。よく親にありがちなパターンですが、いわゆる口のうるさい親のようなものです。
自分にコンプレックスがあるなら、コンプレックスがあるなりに脅迫したり、良いところだけピックアップして自慢するんじゃなくて、周りの人が自分のワガママに合わせてくれていることに気づかないと解消されないでしょう。今の私にとっては一番苦手なタイプですが、それは昔の自分もそうだったからです。人の悪い噂は一気に広まる特性を持つため、もし、身近にそういう人がいる場合は記録を残しましょう。
会話を録音したり、メールの内容をスクショして残しておくとお守りとして効果を発揮してくれるはずです。相手は必ず自分の考えを正当化するので、まるで自分が悪者のように仕立てるのが得意です。あまり関わらない方がいいのですが、そうはいかない人にとっては対策が必要です。しかし、自分の人生においては、そんなに重要なことでもないので、本来は無視すべき問題であり、無視すべき人です。
噂が広まると、いずれ周りから信頼されずに孤立し始めて仕事も家庭も上手くいかなくなるので、そういう人から嫌がらせを受けている人にとっては朗報ですね。身から出た錆びのように化けの皮が剝がれることになるので、今後の展開が楽しみです。
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