
こんにちは、Cana です。
前回の記事では飲食店を経営されており、かつADHDであるY さんの苦労についてご紹介してきました。
今回は後半編ということで、ADHDならではの苦労の乗り越え方についてYさんから教えて頂きましたのでお話していきます。
それではご覧下さい。
【ADHDが語る】生活面や経済面はどんな感じだったのか?
ADHDというハンデを抱えながらも一生懸命、頑張ってきたYさんの生活面や経済面はどんな感じだったのか。
色んなエピソードがあるのですが大きく3つに分けてご紹介していきます。
金遣いが荒かった

結果的に自己破産に至るまでクレカや奨学金を使い果たしたとのこと。
ほとんどは遊びで使ってしまったそうです。
Yさん自身は外部からの刺激に弱く、面白そうだと思ったことはすぐに行動に出ると教えてくれました。
ここでいう刺激というのは眠たかったら寝るといった“欲求”が強いということです。
過集中してしまう

興味のあることになると8~10時間でもご飯を食べることを忘れてしまうくらい過集中するのです。
逆に興味が無いことには集中が出来ずに身体が動くそうですね。
なので予定も忘れてしまう位なので携帯のアラームを掛けていないと時間の管理が出来ないとのことでした。
ずっと集中できるので一見、羨ましく聞こえるのですがYさんの集中力には驚きました(笑)
頻繁に物を失くす

これも忘れてしまうがために貴重品も頻繁に失くすのです。
無意識に貴重品をゴミ箱に捨ててしまったりもするそうです。
今では出かける時は基本的に物を持たないようにして、貴重品は信頼できる人に預けるというルールを決めていると教えてくれました。
お金の使い方で心がけていること
Yさんは自分でルールを作って自身のケアレスミスをカバーしているとのことです。
ではどんなルールを作ったのかを順番にご紹介していきますね。
考え方
無くてはならないお金の管理方法として、節約を趣味にしたのです。
毎月、家計簿を付けては支出をもっと安く出来ないかを常に考えているのです。
考え方としては、「これは0円で出来るかどうか」。
飲食店を経営の例で言うと、従業員を雇うのではなくて、友達やお客さんに1日店長をやってもらう、といったような感じですね。
お金の使い道
どこにお金を使っているのかを教えてもらいました!
- 健康、食事
- 旅行などの思い出作り
- 「これは売り上げになるかな?」と思った事
最後の使い道は斬新で面白いですね。
簡単に言えば、マネタイズが出来る事なら投資をするような感じですね。
【ADHD当事者が伝える】ADHDの人に伝えたいこと

Yさんは人間、1人1人は”天才”だと口癖のように言っています。
それはADHDで悩み苦しんで来たからこそ言えること。
自分が置かれている環境次第で才能が発揮できると。
今、もし辛いならあなたが置かれている環境は運が悪かったのかも知れません。
何事も上手く行かない環境に居るならば、隠れた才能を発揮できる場所が見つかるまで行動することだと思います。
最後に
Yさんが将来やりたいことについて教えてもらいました!
- 経営しているお店の売り上げを伸ばして年収1000万円にする
- 今ハマっているTiktokのフォロワーを10万人にする
- 海外旅行にたくさん行く
Yさんが何よりも大事にしていることが
『より多くの人の幸せを作る事』
これはこれから先もブレることは無いとお話されていました。
自分のお店の中のお客さん同士が結婚したり、起業したり、やりたいことをやろうとする人が現れることを誰よりも確信しているからです。
ADHDにインタビュー第2弾【後半編】ADHDの苦労と障害を乗り越えるコツを教えてもらいました!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はADHDを抱えながらもより多くの人の幸せを増やすために努力をされているYさんのご紹介をしてきました。
ワタクシもインタビューをしてみて自分の知らない事が多くて学びになりましたね。
Yさんとはワタクシの旦那さんと深い親交のある方で優しくて人の倍以上の努力家だと尊敬しております!
この記事を見ているあなたもきっとADHDの事を知りたくてここまで見ていると思います。
ワタクシはもっと沢山の生き辛さで悩んでいる方たちの生の声を発信していくつもりです。
それがワタクシの使命だと信じているから。
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